2018年06月15日
モンテクリスト伯 第9話(完)
終わってしまいましたね~
機知に富んだ華麗なる復讐劇、最後まで楽しませてもらいました。ありがとうございます。
復讐…というと、死をもって償え的なのが物語としては一般的だから紫門暖を陥れた悪人3人が結果として死なずに生きているというのを復讐が生ぬるいと感じた人も多いようだけど。
きちんと原作に忠実だったということですね。(原作では南条幸夫は自殺していますが…その辺どうして変更になったのか製作陣の話が聞きたい所。)
入間公平の転落ぶりも本当に上手に原作を損なうことなく現代に当てはめてあって素晴らしかった。
神楽には暖が自ら受けた拷問の再現を受けさせ。ふてぶてしいワルだと思ったらあっさり謝るし言い訳するし、助けを懇願するし。
パン&スープの為にあっさり1000万円払っちゃうし…あさましいわ…プライドも何もない小悪党
だったのね。
こんな男、殺す値打ちもないから
真海さんは赦してあげたんじゃないだろうか。
赦したといっても会社は倒産、負債もそうとう抱えてるだろうし年齢から言っても再起は無理でしょう。ほんと命だけ助けてやった感じ。
紫門暖の一生を台無しにしておきながら、15年前の事なんてよく覚えてないとか自分も大変だったんだとか…どこまで自己中心的なんでしょうかね。
入間公平は精神を害して医療刑務所行き。
留美さんに安藤が息子であることを世間にバラされ狼狽した姿が凄かった。
妻のえりなは服毒自殺。
溺愛していた息子をあっさり残して…(原作では無理心中だそうですが)
あの男の子、母親が血まみれで死んでるのに泣きもせず側に寄ろうともせず真海さんの事を睨んでいた。
さすがあの両親の子供、末恐ろしいですね(笑)
あの子の面倒は誰が見るんだろう(?_?)
入間貞吉さんの介護は誰が…とか下世話な事が気になったりしますが未蘭ちゃんはこんな家をでて信一郎くんと幸せになりますように。
緊迫したシーンばかり見ていたら、回復した未蘭ちゃんと信一郎の場面では思わず涙が( ω-、)
真海さん、冷徹な復讐鬼ですが未蘭ちゃんを継母の毒牙から助けたり留美さん親子を引き合わせたり(やり方には問題ありますが(笑))
正義の味方の側面もあるんですよね
常にそんなカッコよさがあるから原作ファンが多いんだろうな。
留美さん親子と言えば、父親の入間は本当にどうしようもない鬼畜のような人間で。
2度も自分の子供を土に埋めるなんて…凍りついたわホント。
『ただ幸せになりたかっただけだ』
この人も自己愛が強すぎる、嫉妬心というのは歪んだ自己愛なのですかね…
南条幸夫は自殺未遂前後で話し方がガラリと変わり。
よい人ぶるのを止めて本性を現した。
といっても強がりのヘタレですが(笑)
すみれは結局、暖とも幸夫とも離れ娘と静かに暮らすのでしょうか。
エンディングで暖が生きて、一人ではなく愛莉が側にいることを確認できて安心したな~
南条も神楽も取り調べでは暖が死んだと言っていたけど…その辺のからくりは謎のまま。
現実を超越したような存在のモンテクリスト・真海らしいラストでした。
登場人物のその後とか…勝手に想像してしばらく余韻に浸れそうです~DVDも発表されましたね嬉しい☆
akko09032759626_u at 11:07│ドラマ